訪問看護って奥が深い!

30代、ナース。独身で仕事にプライベートに好きなことばかりやっています。4年前から立ち上げに関わった訪問看護ステーションで働いています。訪問看護の素晴らしく奥が深い日常をお伝えします。

在宅医療の看護技術 ※呼吸ケアのスキル

訪問看護では、病院のように検査結果や画像情報を見れるわけではないので、フィジカルアセスメントがとっても大事と痛感します。
訪問看護で働くようになって、欠かせない知識だなと実感することの一つに、呼吸ケア、呼吸に関するフィジカルアセスメントとそのケアです。

私、恥ずかしながら全然足りてませんでした。今でも、自信があるかと聞かれたら戸惑ってしまう。。。


呼吸音の聴取、肺複雑音の聴取、アセスメント
呼吸リハビリテーション・呼吸筋マッサージ
排痰ケア・スクイージング

ぜーんぶ大事。
呼吸器疾患の人ではなくても、心疾患の人、肺炎のリスクがある人、がんの終末期の呼吸苦がある人、ほぼ全員に呼吸ケアが必要になると思っています。

肺炎になった利用者さんに、抗生剤投与と排痰ケアで短期間だけ1日2回訪問することもあります。


排痰ケアや呼吸音のアセスメントはもちろん、
呼吸筋マッサージの方法を知っていれば、息が苦しいと言っているかたに少しでも楽と思ってもらえるかもしれません。ご家族の話を聞きながら、ベッドに横になっている利用者さんの脊柱起立筋をマッサージする、その理由とご家族でもできる方法を伝える。

知識があれば、提供できるケアの幅が広がります。
それでもし、利用者さんが気持よいとおっしゃって下さればご家族も喜ぶし、自分の自信にもなります。

今の時点で自信がなくても、たーくさんの研修が行われています。
私も何度も何度も研修に参加しました。
今年は、1年を通して月1回開催される呼吸ケアの研修に参加させてもらっています。

いっぺんに出来るようにはならないけれど、少しずつでも前進できるように。
自分のモチベーションには波があるけれど、少しずつでも頼りになる看護師になれるように、私も頑張ります。